近年の晩婚化、核家族化により、親族の協力が得られず、近所との付き合いもなく孤立した中 で母親が子どもを育てている割合が4割ほどいる現状があります。そして、母親が育児の責任を ひとりで背負い込み、子どもの世話に追われてホッとする時間も外出もままならず、孤独な生活 を強いられると、母親はどんどん追い込まれていき、子どもにも悪い影響を与えるほか、虐待に つながる一因ともなっています。実際に、厚生労働省が発表した令和2年度の児童虐待相談対応 件数は20万5029件、前年度と比較し、1万1249件増加し、過去最多を更新しています。
このような状況に対して、孤独を感じながらひとりで子育てをしている母親を救うためにも、自 分の時間を持つことによって、よりゆとりがある子育てができるよう、また他の母親と交流を持つ ことによってストレスを溜め込まないように支援をする必要があると考えます。
そのために私たちの団体は、「乳幼児の託児」「母親たちの交流の場の提供」「母親が笑顔でい るための子育てイベント」などを開催していくことを考えています。
2013年から産前産後の母親と接してきたなかで、育児で追い込まれている母親をたくさん見 てきました。
私たちの活動により、すべての母親や子どもたちの笑顔を実現するためには、行政との連携はも とより、多くの地域住民の皆さまや企業等との連携や支援が必要となることから、非営利で低料金 な公益的な活動をするために特定非営利活動法人の設立を考えました。
法人化することにより、組織を発展させることができるだけでなく、より多くの「笑っている 母親を増やす」ことを実現していきます。
代表理事 渡邉 優子
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